お客様の声

薪をお探しのお客様へ【現在の納期は約1か月半後です】

2021.01.12沢津橋薪店

「足りるつもりで準備してたんですが、今年はなんだか思ったより薪を使ってしまって、あと少ししか無いんです!そちらに薪はありますでしょうか・・・」

毎年必ずこの時期になると、このようなお問合せがございます。

わかります!そうですよね。今年は昨年の暖冬に比べ、意外と寒かったですもんね。

私共もすぐにでも薪をお届けしたいという気持ちで毎日必死で作っております。
せっかくお電話いただいたお客様をお待たせしてしまい誠に申し訳ございません。

シーズン中はご注文が殺到しておりまして、現在「完全受注生産」となっております。
ご注文いただきましてから、1か月半ほどお時間をいただいております。(2021.1.12現在の納期です。変動する可能性がございます。)

寒い中、薪を節約しながらなんとか凌いでいるというお声を聞きますと、私共も大変心苦しいです。なるべく早くお届けできるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

当店では事前ご予約を受け付けております。
一年中いつでも受け付けておりますので、「あ!今年の薪どうしよう」と薪のことが頭に浮かんだときには、ご遠慮なく当店へご相談くださいませ。

 

 

薪火炊きの豆腐づくり「豆富家ようぜん」様

2018.09.12沢津橋薪店

沢津橋薪店の薪をご利用いただいているこだわりのお客様をご紹介するコーナーの記念すべき第1回めです。

今回ご紹介させていただくのは、鹿児島でこだわりの豆腐作りをされていらっしゃる「豆富家 ようぜん」様。

薪火炊きによるこだわりの豆腐づくり

豆富家 ようぜん様は、今では全国に数軒しか残っていないと言われる昔ながらの製法「薪火炊きによるこだわりの豆腐づくり」をされていらっしゃいます。
一般的な豆腐とまったく異なる味と美味しさが人気で、熱烈なファンも多く、販売店でもすぐに完売になることもあるほどの人気豆腐になっています。
その豆富家 ようぜん様の製造責任者であり薪火炊き豆腐作りを始めた今村俊明さんにお話を伺いました。

私たちの豆腐は樫の薪じゃないとダメなんです

豆腐作りには堅木の薪が一番なんです

この薪火炊きによる豆腐作りは、日本料理の料理人だった私が、本物の豆腐づくりを求めて和歌山県の龍神村にたどり着き学んだものです。
私たちの豆腐作りでは石臼で磨砕した生の呉を、羽釜で似て煮呉にします。この工程で薪火を使います。
ここで失敗をすると「豆腐にならない」大切な工程ですので、いちばん神経を使い、時間と手間をかけます。
混ぜはじめて30分、蒸らしを入れて40分。
いったん混ぜ始めると手を止めません。
30分ひたすら混ぜ続けます。
この間は火加減を見ることができませんので、杉の薪はよく燃えるんですが、すぐに燃え尽きてしまう。
ここで使用する薪は安定した熱量と燃焼時間を持つ樫(かし)の薪じゃないとダメなんです。

薪火で作る豆乳は味がまったく違う

薪火で作る豆乳・豆腐はまったく違います

大豆の成分は熱によって変わります。
薪火は蒸気やガスと違って、火が荒くないです。
火がとても柔らかい。しかし火力がある。
同じ100℃の炎でもガスと薪では全然違います。
全体的にチロチロと当たる薪火と羽釜の形状がいい対流を生みます。
また薪火の遠赤外線効果もあります。
同じ大豆を使っているのに、ガス火と薪火では豆乳の味とは全く違いますよ。
豆乳の濃度はガス火で作ったほうが高いですが、しかし、やっぱり味では薪炊きにはかなわないです。

全国の樫の薪を探して辿りついたのが沢津橋薪店でした

全国の堅木を探して辿りついたのが沢津橋薪店でした

私たちの豆腐作りには樫などの堅木の薪が絶対条件です。
そこで全国を探しました。しかし、これがなかなか難しい。
見つかったと思ったら取引条件が最低ロット500キロからと言われ断念したこともあります。
そんな中でようやく見つかったのが沢津橋薪店でした。
堅木(かたぎ)の薪を専門で作っている上に、こちらの希望する分量だけ販売してくれます。

沢津橋薪店のコメント

薪火炊きで作られたこだわりの豆腐
お話を聞かせていただいた後に出来たてホヤホヤの寄せ豆富を試食させていただきましたが、こんな豆腐食べたことがない!というほどの次元の違う美味しさでした。

お年寄りの方に食べていただいたら「懐かしい味がする」と言われたことに驚かれたそうです。
「昔はみな薪き火で豆腐作りをしていたんだなぁ」と逆に新鮮に感じたそうです。
皆さんもぜひ豆富家ようぜんさんの薪火炊きによるこだわりの豆腐を一度ぜひご賞味ください♪

豆富家ようぜん様のご紹介

店名:豆富家ようぜん
住所:〒891-0151 鹿児島県鹿児島市光山1丁目-6-3